肉体と精神に関わる産業分野
「食べること」と「飲むこと」、そして「肉体」と「精神」が一体であるように、「食品」と「産業」も深く結びついています。高品質な食品を十分に製造することは産業界の重要な使命であり、バイエルンの食品関連企業はその使命を果たしています。それは言葉の真の意味で「生きてゆく上で欠かせないもの」であり、同時に他の産業分野と同様、多数の雇用も確保しています。食品製造に関する要求が増加していますが、これが食品に関する様々な分野でのイノベーションの原動力となっています。
広く世界で求められるバイエルンの食品
バイエルンの食品産業の特徴は、数多くの中規模の企業と手工業者による個人経営が並列して存在していることです。 国際的に高い評価を受けるバイエルンの食品はさまざまな原料、伝統的に受け継がれてきた技術、高い教育を受けた従業員などの土台の上に生み出されています。先進的な製造方法とイノベーション、活発な投資、高度な品質・製造管理システムがバイエルンの食品産業をトップクラスにしているのです。
ドイツの食品業界全体の売上は2004年には約1310億ユーロでしたが、 そのうちバイエルン企業の占める割合は16 %を越え、毎年約50億ユーロの製品が輸出されています。
バイエルンの食品産業
農業地域としてもドイツ国内ナンバーワンのバイエルンの農業・食品産業(個人経営の手工業者を含む)は320億ユーロの売上を誇り、製造加工業および機械製造業のなかで車両製造、機械製造に次いで重要な産業分野です。
さらに約40万人が従事する同分野は、雇用の観点からもバイエルン州内でも最も重要な分野のひとつと言えます。バイエルンでは、9人に1人が直接、あるいは間接的に農業ないし食品産業に関わっています。
特に以下の分野でクラスター構造があります。 - 酪農製品
- 肉類処理・加工
- ホップ / ビール
- ワイン製造
- 野菜類加工
食品産業分野のマーケットとパートナー
バイエルンの食品産業は国内市場での消費ウェイトが大きく、売上に占める割合は83.5 %です。しかし、EUに新たに加盟した中・東欧の国々への輸出も順調に伸びています。2005年1月~6月の間にこれらの国々への農業製品の輸出は、2004年同期比で平均34.2 %増加しました。
クラスターを構成する重要な要素は、農家と農家が供給するものを加工する業界との間に長い時間をかけて築かれたつつながりと、職業別の団体のネットワーク、各研究機関との緊密な連携です。
食品産業分野の最適な研究環境
食品産業の一大拠点であるバイエルンには、以下多数の専門研究機関が存在し、農業や食品産業と密な連携関係を築いています。 食品産業分野の専門的人材
職業訓練の「デュアルシステム」は、学校で学んだ理論と、事業所での実地訓練がうまく補完しあうことを目的にしています。横断的な学習をする専門学校と同様、「デュアルシステム」によって食品業界でのあらゆる仕事に最大限対応できる優秀な従業員が育成されます。
食品産業のためのインフラ
バイエルンは食品分野に従事する企業にとって卓越したインフラを備えています。国内だけでなく国外の市場へも迅速なアクセスが可能です。
産業奨励策
原材料を農産業分野から直接調達している食品関係企業には、産業振興政策の一環として、投資資金の支援策が設けられています。(バイエルン州農業研究センター Bayerische Landesanstalt für Landwirtschaft 産業振興・法務担当課 Tel. 089/17800-200,
AFR@lfl.bayern.de)。 より川下分野にあたる食品精製加工分野の企業に対する産業振興支援に関する情報については、バイエルン州経済運輸技術省 のウェブサイトをご覧下さい。
バイエルンのイニシアティブ
バイエルン州農業林野省はバイエルン州の農業・食品産業の競争力強化にむけ以下のイニシアティブを推進しています:
資料
バイエルンの農業と食品産業に関する資料をご希望な方はwww.landwirtschaft.bayern.deおよびwww.food-from-bavaria.deをクリック
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