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バイオテクノロジー

 
 

未来を握る技術

バイオ技術は、21世紀に重要な役割を担う技術とされています。特に、製薬産業はバイオ技術の持つ潜在的なイノベーションの力を認識し、小規模のスタートアップ企業の取り組みを注視しています。多くの大手製薬企業が新たな製品の開発で限界に突き当たったり、数多くの薬の特許切れで危機感を抱いている背景から、バイオ技術による製品に大きな関心を寄せています。バイエルン州内には優秀かつ国内外でも評価の高い研究機関が特に多く集まっており、これがバイオ産業の順調な発展の基礎となっています。州内の研究機関から既に多くのスピン・アウトが誕生しています。

バイエルン - バイオ技術の卓越した拠点

バイエルン州は、ライフサイエンス部門に対する州政府の長年の熱心な振興が実を結び、欧州におけるバイオ技術部門の有力な3拠点のひとつとなっています。バイエルンのライフ・サイエンス部門の企業数(200社以上)とその成熟度は、ドイツ他州の水準を大きく引き離しています。
バイエルンのバイオ技術分野の大きな強みは新しい治療法および診断法の開発にあります。臨床実験中の製品数に関してもドイツ国内でトップクラスです。

バイエルンのバイオ技術

バイエルンの企業が新たな治療薬、診断薬の開発で他を先んじている背景には、幅広い分野での研究開発が成果を上げていること、またそれをささえる周辺のサービス分野の存在があります。

バイオ技術の一大拠点であるバイエルンには同分野におけるドイツの上場企業が7社、拠点を有しています。バイエルンは、世界的に有力なバイオ技術・製薬分野企業の拠点 (例:アムジェン、アステラス製薬、バイオジェン・アイデック、 バクスター、ブリストル・マイヤーズスクイブ, グラクソ・スミスクライン、ノバルティス・ファーマ、ロシュ・ダイアグノスティックス、第一三共、サンドスなど) となっているほか、数多くのサービス業者(例えば、委託臨床研究を行う企業であるCRO) が存在し、顧客やパートナーの対象となる企業、また魅力ある製品の多さで大きなポテンシャルを持っています。ドイツのバイオ技術企業による初の製品はミュンヘン郊外のマルティンスリートにある MediGene社のものです。 乳ガン治療に使われる「Eligard」という製品は、2004年から市場で販売されています。

バイオ技術分野のマーケットとパートナー

強力なネットワークを持つバイエルン

新たな企業設立や既存拠点の拡大のいずれについても、バイエルンは頼れるパートナーです。例えば、ミュンヘン地域のBioM AG やヴュルツブルクやレーゲンスブルクのBioMed WürzburgBioPark Regensburg GmbH が信頼できる相談支援機関として個別のサポートにあたります。起業家や企業はビジネスの第一歩からこういった機関のもつネットワークを利用することが可能です。

バイエルン・イノバティーフ社のネットワーク „Life Science Bavaria“ は、州内バイオ技術分野の包括的な情報・協力プラットフォームとして機能しており、ウェブサイトでは州内の有力バイオ地域のプロフィール、企業データバンク、 知的インフラについての情報、関連イベントやライフ・サイエンス分野の最新ニュースなどが網羅され、クリックひとつで様々な情報が入手できます。

バイオ技術に最適な研究環境

バイエルンのバイオ技術クラスターは、国際的に有名かつ優秀な研究機関の存在で際立っています。そういった研究機関として有力大学のほか、大学以外の研究機関や研究連合があります。

大学:

大学以外の研究機関:

研究連合:

バイオ技術分野の専門的人材

第一級の科学者、マネージャー、技術アシスタントの存在:バイエルンでは当然
バイエルンの未来の研究者や技術アシスタントは、高度で良質な教育を受けています。バイオ技術分野のレベルの高さ、将来の展望、また生活環境の良さに惹かれてドイツ全土、また他の国から優秀な人材がバイエルンにやってきます。

バイエルン州は技術分野の後進の育成にも力を入れています。

技術アシスタント養成に関してはwww.ta-na-klar.deを参照

理想的な環境条件:

技術の商品化を考える研究者に、重要なノウハウやネットワークを提供し、最初の一歩を踏み出す手助けをするために数多くの起業家センターおよび技術移転センターが存在します。例えば、北バイエルンやミュンヘンではビジネスプラン・コンテストが行われ、マックスプランク研究所による技術移転分野の企業 „Garching Innovation“が、特許や技術移転などに関する専門的なコンサルティングを行っています。

マックスプランク研究所、フラウンホーファー研究所(Max-Planck- und Fraunhofer Gesellschaften)、ドイツ特許庁、欧州特許庁(das Deutsche und Europäische Patentamt)がミュンヘンを本拠にしています。多くの研究機関、ライフサイエンス企業、金融機関、コンサルティング関係の企業が共に連携することで、バイオ技術のクラスターが発展して行きます。

整備された交通アクセス:
ミュンヘン国際空港(Flughafen München)からは世界61カ国、200都市への直行便があり、その中には有力なライフ・サイエンスの拠点である、ロンドン-ケンブリッジ、ボストン、サンフランシスコ、ニュー・ヨーク、トロント、モントリオール、テル・アビブ、東京、香港、上海が含まれています。ミュンヘン、ニュルンベルクから欧州における全ての重要な経済圏 までは飛行機、鉄道、アウトバーンで4時間以内でアクセスが可能です。バイエルン北部にはニュルンベルク国際空港(Flughafen Nürnberg)もあり、フランクフルト国際空港に近い位置にあります。

ファイナンス手段へのアクセス

バイエルンの州都ミュンヘンは、欧州でもトップクラスの金融センター(Finanzplatz)で、国内外のベンチャーキャピタル、プライベート・エクイティ・ファンドの中心地となっています。
民間のリード・インベスターと共にバイエルン・カピタル社( Bayern Kapital GmbH )が共同出資することにより、バイエルン州における起業、シード分野へのリスクキャピタル供給の追加的な促進剤となっています。

バイオ技術分野におけるバイエルンのイニシアティブと振興プログラム

バイエルン州は、バイエルン州研究財団(bayerische Forschungsstiftung)と技術振興プログラム (Technologieförderprogramme )を通じて研究開発活動を幅広くバックアップしています。バイエルン州内の特定の地域における生産拠点の設立や投資案件に関しては補助金制度、あるいは低利の貸付制度があります(Zuschüsse oder zinsverbilligte Darlehen)。

バイエルン州のバイオ技術関係の拠点

「バイオ地域」であるバイエルン州の革新的な研究センター

  • ミュンヘン/マルティンスリート(BioTech-Region München/Martinsried):
    ミュンヘン市および近郊にはマックルプランク研究所(Max-Planck-Institute, 遺伝子センター(Genzentrum, ドイツ国立環境・健康センター(GSF-Forschungszentrum für Umwelt und Gesundheit やミュンヘン大学(LMU、ミュンヘン工科大学(TU)、 その付属大学病院など有力な研究機関が集中しています。世界的に有名な ナノサイエンスセンター(Center for Nanoscience CeNS ではナノバイオ技術を中心に研究が行われています。

    ミュンヘンの南西にあるキャンパス・マルティンスリート・グロースハーダーン(Campus Martinsried-Großhadern) は、バイオ技術分野の中心部として、ドイツ国外にもその名が知られるようになりました。ここには、バイオ企業のおよそ半数が集積し、またバイオテクノロジー起業家センター (IZB) とマックスプランク研究所、ドイツ国立環境・健康センター(GSF), 遺伝子センターおよびミュンヘン大学の自然科学関係の学科の大部分、またミュンヘン大学付属病院であるグロースハーダーン病院があります。

    ミュンヘンの北部の地域、フライジング-ヴァイエンシュテファン(Freising-Weihenstephan)ではグリーンバイオの分野に取り組む大学、大学以外の研究機関、また起業家センターが数多く存在し、理想的な環境を形作っています。
    www.wzw.tum.de; www.fh-weihenstephan.de; www.bio-m.de
  • バイオレギオン・レーゲンスブルク(BioRegion Regensburg):
    バイオパーク(BioPark)、東部バイエルン地方(Ostbayern)、 大学(Universitätや単科大学 (Fachhochschule)があり、 主として蛍光技術を用いたバイオ分析(fluoreszenten Bioanalytik)分子診断法(molekulare Diagnostik)、バイオ機能性界面(biofunktionelle Oberflaechen)、やセンサー技術、応用バイオ医療に取り組んでいます。
  • バイオレギオン・フランケン(BioRegion Franken):
    バイエルン州内北部のフランケン地方には、ヴュルツブルク、エアランゲン-ニュルンベルク、バイロイトなど、バイオ技術分野で重要な拠点があります。ヴュルツブルクはライフ・サイエンス分野の研究拠点となっており、大学は医療・臨床研究、またバイオ技術を通して国内外でその名を知られています。バイオ技術およびバイオ医療の起業家センター(Innovations- und Gründerzentrum für Biotechnologie und -medizin BioMed も重要な役割を果たしています。エアランゲン-ニュルンベルク(Erlangen-Nürnbergは、医療技術(Medizintechnik)や ウイルス研究、薬剤研究(virologischer und pharmazeutischer Forschung)といった分野を専門としています。また、バイロイトは応用生化学および物質研究を中心にしています。

インフォメーション資料

オンライン企業データバンク „Key Technologies in Bayern“ (バイエルンのキーテクノロジー)で、バイエルン州内のバイオ技術分野の企業の検索ができます。

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